薬剤部

薬剤部では医薬品の有効性と安全性を確保するとともに、患者様に安心をお届けすることを使命としています。その一環として次のような業務を行っています。

内服薬調剤

医師の処方せんに従って、患者様のお薬を調剤しています。処方内容に疑問がある場合、薬剤師が医師に問い合わせを行い、確認しています。お薬の飲み合わせについては、コンピューターを利用したチェックも行っています。


注射薬調剤

患者様一人一人の処方せんに従って、薬剤師が必要な注射薬を取り揃えています。処方内容については、用法・用量だけでなく、くすりの組み合わせや、混合した時の配合変化についてもチェックしています。


抗がん剤無菌調製

平成16年3月から抗がん剤の無菌的な混合調製を薬剤部で行っています。
特に抗がん剤の処方内容については、コンピューターを利用してチェックを行い、安全で適正な薬剤が患者様のもとへ届くようにしています。
薬剤部1

医薬品情報提供活動

医薬品に関する情報の収集や評価を行い、医療関係者に情報提供しています。より効果的で安全な薬物療法が実施されるよう努めています。


入院患者様への服薬指導

患者様が自ら積極的に医療に参加できるように、病棟でお薬の説明(効能効果・使用方法・副作用の初期症状等)を行っています。

お薬が安全に使用されるように、副作用が生じていないかチェックを行い、それぞれの患者様に合わせてお薬が適正に使用されるように、医師等の医療関係者に情報提供を行います。


災害拠点病院備蓄薬品管理

当院は県の災害対策基本法に基づき、災害拠点病院に指定されています。地震等の大規模な災害時に備えて、薬剤部では備蓄医薬品の管理を行っています。


院外処方せん(医薬分業)について

当院では、国が推進する「医薬分業」に従い、平成11年7月5日から、全ての診療科で院外処方せんを発行しています。


【医薬分業とは】

医師の診察を受けたあとに、お薬のかわりに、お薬の名前や種類、量、使い方を書いた処方せん(院外処方せん)が渡されます。この処方せんを街の保険薬局に持っていくと、処方せんと引換えにお薬が渡されます。このシステムを医薬分業といいます。


【院外処方せんについて】

薬は、皆さまが希望される保険薬局で調剤してもらうことになります。病院で受け取る薬と同じですので、ご安心ください。原則として、健康保険や国民保険で通院される外来患者様のすべてに発行しています。特に記載のある場合を除き、交付の日を含めて、4日以内に保険薬局にお渡しください。


【かかりつけ薬局について】

複数の病院や診療科を受診し薬をもらっている場合、薬の重複やのみ合わせに問題が生じる場合があります。それを防ぐためには、同じ薬局で薬の管理をしてもらうことが大切です。このような行きつけの薬局のことを「かかりつけ薬局」といいます。かかりつけ薬局を決められると、便利で安心です。


【医薬分業のメリット】

  1. 処方せんにより、あなたのお薬の内容が明らかになります。(情報公開の推進)
  2. 院内での薬の待ち時間がなくなります。
  3. 薬の詳しい説明が受けられます。
  4. かかりつけ薬局では、あなたのお薬に関する記録を保管しています。お薬に関するアレルギー、副作用等を記録しておくことで、あなたの服薬に関する安全性を高めることができます。
  5. 他の病院や診療所が処方した薬と重複していたり、危険な飲み合わせがある場合など、処方内容に疑問がある場合、薬剤師が医師に問い合わせ、その結果、処方内容の変更等の措置がとられることもあります。

【院外処方せんQ&A】

Q: 支払いはどうなりますか?
A: 保険薬局で薬をもらう場合、病院では診療代を払っていただき、保険薬局ではお薬代を払っていただくことになります。
Q: 病院からFAXを送ると便利だと聞いたのですが?
A: FAXは院外処方せん案内コーナーに設置してあります。お薬を取りにいく前に院外処方せんをあらかじめかかりつけ薬局に送っておくと、薬局での待ち時間が短くなります。
Q: 家のちかくに保険薬局がないのですが?
A: 院外処方せんを持っていけば、保険薬局であればどこででもお薬をもらえます。家の近くになくても病院の近くの薬局、家へ帰る途中の薬局、また、会社の近くの薬局でももらえます。ご自分が一番いいと思われる薬局でお薬をもらってください。
Q: 薬だけもらう場合には直接薬局に行けばいいのですか?
A: 医師の処方せんがないと薬はもらうことができません。病院に来ていただいて処方せんをもらった後に保険薬局に行くことになります。
Q: 当日薬局に行く時間がない場合、翌日でもいいのでしょうか?
A: 院外処方せんの有効期限は発行日を含め4日以内となっています。4日以内ならいつでも薬はもらえます。なお、都合により本人が行けない場合は、代理の方が処方せんを持参して薬をもらうことができます。4日を過ぎれば、再度受診していただくことになります。
Q: 院外処方せんを紛失した時はどうすればよろしいですか?
A: 再発行します。院外処方せんが保険薬局にFAXで送られている場合は無料です。それ以外の場合は、もう 一度診察を受けていただきます。
Q:  「薬屋さん」なら、どこでも薬がもらえますか?
A: 「保険薬局」であればどこでも薬がもらえます。(薬店ではもらえません。)「保険薬局」、「保険調剤」、「処方せん受付」などの表示があるところは必ず保険薬局ですので、どこでも薬がもらえます。


薬の保管について

薬は正しく保管していないと品質が悪くなってしまったり、思わぬ事故が起こってしまうことがあります。以下のことを守り、家庭での薬の保管は十分に気をつけましょう。


【湿気や日光、高温を避けてください】

薬は湿気や光、熱によって影響を受けやすく、変質したり、効果が弱くなったりします。

直接日光の当たらない、涼しく乾燥した場所(冷暗所)に保管しましょう。

栄養剤を開封した場合は、ラップなどで密封し、冷蔵庫に保管する必要があります。一度開封した栄養剤は決められた時間内に服用しましょう。

薬によっては保管方法が決められているものがありますので、医師や薬剤師等に指示された保管方法を守ってください。


【湿気や日光、高温を避けてください】

子どもが誤って服用してしまうことは大変怖いことです。そのようなおそれがある場所に薬を絶対に置いてはいけません。

不要になった薬を捨てるときも子どもが間違って手にすることが無いように気をつけてください。


【薬とそれ以外のものを区別して保管してください】

薬は専用の箱などに入れて保管し、誤用を避けるため農薬や防虫剤などとは一緒に保管しないでください。

薬には有効期限があります。期限が過ぎたものは使用しないようにしましょう。また、期限の分からない薬や見た目に異常がある薬は医師や薬剤師等にご相談ください。


薬剤部リンク集

【くすりの情報室】

兵庫県立病院薬剤師会で作成しているパンフレットはこちらから閲覧できます。

【厚生労働省ホームページ】